こんにちは。アクセルアートの広報担当、永田きよです。
私たちは大分市を拠点に、分譲マンションやアパート、ビルなどの外壁改修、防水工事、大規模修繕を手がけております。
今回は、**近年注目されている「修繕積立金の不足問題」**と、それに伴う外壁改修の費用やリスクについてお話ししたいと思います。
修繕積立金が足りない?全国的に深刻化する現実
最近では、修繕積立金の不足が全国的にも問題視され、
管理組合さまや管理会社さまの間でも、
「このままの積立で、予定している改修が本当にできるのか?」
「追加の一時金や借入が必要になるのでは?」
といった不安の声が増えてきています。
中には、改修が必要なタイミングなのに、予算不足で着手できないというケースも。
これらは、全国ニュースやマンション管理士協会などの報告でも繰り返し取り上げられています。
“談合”の問題が浮き彫りに。住人にとってのリスクとは?
さらに近年では、大手施工業者による談合問題が全国で報道され、大きな注目を集めました。
談合によって競争が働かなくなると、
✔ 工事金額が不自然に吊り上がる
✔ 工事の質や提案の幅が狭くなる
✔ 結果として住人の負担が増える
という事態が起きかねません。
価格の透明性・比較検討の余地を確保することは、いまや管理組合運営に欠かせない要素となっています。
外壁改修費が上がる本当の理由
では、なぜ外壁改修の費用が高騰しているのでしょうか?
主な要因は以下のとおりです:
◎ 原材料・足場費用の高騰
特に仮設足場費は、10年前に比べて20~30%上がっていると言われます。
◎ 職人不足と人件費の上昇
施工スケジュールを組む上でも影響が出るほど、深刻化しています。
◎ 高機能塗料の増加
遮熱、防汚、防カビなどのニーズに応える塗料が主流になり、単価も上がる傾向にあります。
“今すぐ”ではなく、“今”点検しておくという選択
アクセルアートでは、分譲マンションやビルの管理者さま向けに、
無料の建物点検・状態診断をご提供しています。
- 外壁や防水の劣化具合のチェック(写真付きレポート)
- 過去の履歴や計画とのギャップ整理
- 修繕予算や施工時期のシミュレーション
「今すぐやるかどうか」よりも、“正確な現状を知ること”が最初の一歩です。
工事内容も、価格も“見える化”する時代へ
私たちは、ただ施工するだけでなく、
✔ 工事内容の根拠説明
✔ 複数プランの提案
✔ 管理組合さまの意思決定サポート(掲示資料の提供など)
といった「見える化」対応を大切にしています。
透明性があるからこそ、
住人への説明も納得を得やすくなり、トラブルも防げます。
まとめ|後悔しない改修計画のために
修繕積立金が本当に足りるかどうか。
それを見極めるには、計画と現実のギャップを“早めに”把握することがとても大切です。
建物の寿命と住人の安心を守るために、
まずはお気軽にご相談くださいね^^
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